お客様に提案するプランを
チームでブラッシュアップ!
集合知を活かして魅力的な
プランを提案。
ブラザー不動産株式会社
ブラザー不動産は、名古屋市を中心に地域密着型で、特建事業・住宅事業・賃貸事業を展開しているブラザー工業株式会社のグループ企業です。
BuddyBoardを導入いただいてから6か月が経ち、その使い勝手や利用方法など、注文住宅部の小林部長にお伺いしました。
- 目的
- ・業務効率化
・社内メンバーとの連携 - 業種
- ビルダー
- 規模
- 10〜30名
ブラザー不動産株式会社Webサイト
ブラザー不動産株式会社 緑スタジオ 注文住宅部
部長 小林 幸雄 様
ブラザー不動産は、ブラザー工業株式会社のグループ企業として、特建事業・住宅事業・賃貸事業を展開しています。特建事業では、オフィス・工場・商業施設の建設や、遊休不動産の有効活用のご提案など、人が「働く」ための快適空間を創造。50年の実績を持つ住宅事業では、名古屋市緑区を中心に、多くのご家族の方を対象に安心できる「住まい」の取得をお手伝い。賃貸事業では、マンション・テナントビル・駐車場の管理業務により、オーナー様の大切な資産を活用する「営み」の代行を行ない、またユーザー様には最適な空間をご提供しています。
- 課題
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- ・お客様のヒアリング結果の情報共有に時間と手間がかかる
- ・関係者の時間が合わずお客様への提案プラン打ち合わせができないため提出が遅れてしまう
- 解決策
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- ・お客様ヒアリングの結果をBuddyBoardでリアルタイムに共有
- ・設計、営業、工務の全関係者がBuddyBoardで提案プラン内容を確認、指摘
- 効果
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- ・関係者への共有、確認のリードタイムを短縮
- ・顧客クレームに繋がる情報伝達ミスを防止
お客様に提案する
プランの魅力を向上
- BuddyBoard導入の経緯を教えてください。
-
小林:ブラザー工業の新規事業の取り組みを知る機会があり、その事業が『建築設計図面で使えるツールのようなもの』という噂を聞きまして、ブラザー不動産に使えるものかな?と期待をして見てみました。
実際に使ってみて、便利だなと思いましたね。ただ、昨今はペーパーレスの時代といわれているなかで、建設・不動産業界はいまだ紙文化が根付いているので、そういう意味では便利だなと思いつつもうちの業界に合うのかな?という疑問もありましたね。
- iPadは皆さんお持ちでしたか?
-
小林:全員は持ってなかったので一気に買いました(笑)。
実際にお試しで使ってみた後でのiPad購入だったので、決断はすぐできましたね。
- 注文住宅部門の方々はBuddyBoardを簡単に使い出すことができましたか?
-
小林:割と20代、30代の社員が中心なので使用に関して最初は違和感なく入り込みましたが、実際の業務になると少しずつまた紙に戻っちゃうみたいなところがありました。
ですので、そこは業務のルールとしてBuddyBoardを使うということに決めました。
決めてしまえば早かったですね。
営業・設計・工務全員が使うことで、
より良いプランが出来上がる。
- 今実際に使われている方は、どのような職種の方なのでしょうか?
-
小林:注文住宅部の営業、設計、工務の全員で使っています。
- どういった使い方でしょうか?
-
小林:注文住宅のお客様からヒアリングしたことをまず設計士が建築プランへ落とし込みます。
しかし不思議なもので、完璧だと思うプランができても、別の設計士がもう一度見直すともっと良くなるみたいなところがあります。
完璧だと思って仕上げた図面は、描いた人にはなぜかそれ以上に良くできないことが多く、それに対して他の設計士からの意見だったり、営業からはお客様目線の意見があったり、工務の立場からは強度など構造的な意見や雨漏りの心配があるのではないかなどの意見が出てきます。
当社のプランニングは、設計側へお客様側、作る側からの意見が集まってくる仕組みになっています。
- さまざまな立場の方が、その立場なりの視点でものをブラッシュアップしていくという形なのですね。
具体的にはどのような業務の進め方をされているのでしょうか?以前と変化はありましたか? -
小林:以前はお客様へプランを出す前に一回社内打ち合わせの時間を取ろうとしていたのですが、週末はお客様と会う時間が多いので土日はみんな忙しく、平日は休日もあるためメンバーの時間調整が難しく、また取り扱う物件数が増えてきたこともあり、ますます打合せの時間を取るのが難しくなってきていました。
お客様へは社内確認をした上で提出するようにしていたため、このような時間がないことからご提出にも時間を要してしまい、ご迷惑をおかけすることも稀に出てきていました。BuddyBoardを導入した今は、どこにいてもいつでも、それぞれの人が図面やプラン、進捗状況を見ることができるので、お客様へのプラン提出も滞りなくできるようになってきました。
お客様に提出する前に一度期限を設けてそれまでに全員がプランを確認するようにしています。その意見を設計士が反映してお客様に提出するという流れです。
- 設計士は、最初に出したプランに書き込まれたものを見て、さらにブラッシュアップしていくということなのですね。実際にそのブラッシュアップされたものは、小林さんの立場から見てもさらに良くなっていると効果を感じますか?
-
小林:それは絶対に良くなってはいますね。そもそもそういうものなのですよ(笑)
社内だけでなく
お客様とのやり取りにも使いたい。
- 今後Buddy Boardをどのように使っていきたいですか?
-
小林:これまで紙ベースでプランニングを提出してきていた中で、お客様の持っている図面とこちらの図面が違うことがたまにあり、設計が始まってから長い時ですと半年から一年ぐらいかけて設計をするので、設計図面はその間に何十枚も更新され、それに合わせて仕様書の変更もあり、お互いに最新の状態がわからなくなってしまうことがありました。
- 現在は紙で図面や仕様書をお客様へお渡ししていますか?
-
小林:ほとんどのケースで打ち合わせの度に図面は更新されていて、紙での打ち合わせですと、意見交換の内容をその図面へ直接書き込んで修正を重ねていきます。
次回、また新しい図面が出てきてという流れになるので図面は本当にすごい枚数になります。打ち合わせの前の資料の準備で、プリントアウトだけで30分ぐらいかかることも多く、図面だけではなくキッチンの仕様書だったり、プレゼンボードを印刷したりなど準備には相当な時間を要しますから。
- 今後BuddyBoardに期待したいことはありますか?
-
小林:新型コロナの影響もあり、お客様とのやりとりでオンラインミーティングでの打ち合わせが増えてきています。資料共有の際に、こちらから画面共有をするのですが、お客様はそのデータが手元にないため、コミュニケーションがうまくいかないこともあります。
BuddyBoardはwebでも資料を見ることができるので、お客様にもご利用していただければお互いの手元の資料が最新の状態で確認、共有ができるはずです。お客様が使いやすくなるように頑張ってほしいですね(笑)。
- 期待に応えられるように頑張ります。本日は貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。