設計チーム全員で図面を共有。 いつでもどこでも図面の
チェックバックが可能!

須山建設株式会社

静岡県西部を中心に民間や公共案件で数多くの実績をお持ちになる須山建設様。
その設計部門に所属する方々へBuddyBoardの導入に際してコメントをいただきました。

目的
  • 建築設計業務の効率化
  • チーム会議による図面のブラッシュアップ
業種
ゼネコン
規模
100~300名

須山建設株式会社Webサイト

取締役 設計ブロック ブロックリーダー 安井 孝浩 様

1905年創業以来、建築・土木の総合技術を軸に「地域とともに歩み地域に貢献していく」をモットーに、静岡県西部を中心に設計と施工を一括で提案、民間のほか公共案件も含め受注を重ねた実績を踏まえ、官民連携事業や再生可能エネルギー関連などに力を入れている。

課題
  • これまでのアプリでは、設計図面への同時書き込みができなかったため、書き込み自体が少なかった
解決策
  • BuddyBoardを導入し、リアルタイムでの同時書き込みを可能にした
効果
  • 図面への書き込み数は少なくとも従来の3割増え、図面のブラッシュアップを実感した

BuddyBoardが選ばれた理由

BuddyBoard を使い始めたきっかけを教えてください。

安井:以前の設計検討会を紙の図面でやっていましたが、デジタルの手書きでやりたいと思いまして、iPad ProとApple Pencilを導入しました。最初は他社アプリを使おうと思っていたのですが、タブレットのアプリではあまり細かい線が書けず、色々とアプリを探していました。その際にBuddyBoardをSNS広告で見付けて問い合わせをさせていただいたのがきっかけです。

もともと他社のクラウドサービスを使ってPDFをロックした状態でダウンロードして、書き込んで、アップロードするという仕組みを使ってシェアしていましたが、課題としては、誰かが書いているときは書き込みができませんでした。だいたい締め切り間際になるとみんな書きたがる傾向がありました。そうすると待っている人は書かなくなるので参加率がどんどん落ちていく傾向がありました。そこをなんとかしたいなと思ったときに、BuddyBoardはリアルタイムで同時に書き込めるといった謳い文句があったので、同時に書き込めるのであればいいなと思いお問い合わせをさせて頂きました。

BuddyBoardを使ってみていかがでしょうか?

辻村:使ってみた感じは鉛筆で書くような感覚で、直感的に書きこむだけなので楽だなと思っています。操作性もシンプルで分かりやすいので、マニュアルとかみんな読んでないんじゃないかなと思っているのですけど、分からないところがあってもポチポチやりながら直感的に使えるのが一番良いところじゃないかなと思います。

大谷:以前使用していたアプリがロックしないと書き込めない仕様で、書き込む時間が誰かとかち合うと書き込みができなかったので、それが解消されたのはよかったですね。あと打ち合わせで使う時に、このままiPad画面をモニターに投影します。以前のアプリだと書いた後に少し時間が経つと消えるポインターのような機能がなかったのですが、BuddyBoardはポインター機能があるので、ここだよって言って指すことができるのが相手にもわかりやすく伝わるのでいいですね。

安井:最初にデモで使い始めた時はちょっとネットワークの環境に若干左右されて、重たくてカクカクしたりとかするようなケースもありましたが、日々アップデートをしていただいているのを肌で感じていますし、かなりストレスなくいつでも見ることができるようになったのでありがたいと思っています。もっと他のシチュエーションでも使い道がないかどうかと探すケースも増えてきています。
また、レビューモードを最近みんな使い始めていて、最近わたしも使うようになってきました。BuddyBoardは誰がいつ書いたかという証跡を残すことができるので、何が最新の状態かを把握しやすいです。

ひとりで考えるのではなく、
みんなで一緒に考えるので
アイデアが3割増える

BuddyBoardはどのようなシーンで使われていますか?

辻村:弊社の場合は設計グループ内で毎週検討会をやっています。検討会の1週間前に物件の図面をBuddyBoardへアップロードしておいて、それを各自が検討会の前までに図面に確認事項等を書き込みし、その書き込んだ内容を検討会当日にみんなで確認し合っていくという形で使っています。検討会前の図面確認時には、同時書き込み機能が便利ですね。被りがなく、書き込みのロックとかしなくてもいいので、非常に効率的です。検討会時には確認時にポインター機能を活用しています。

大谷:最近はお客様との打ち合わせに行くときにも結構使っています。ペーパーレスも進んでいるので、打ち合わせ用の図面データを事前にBuddyBoardへ取り込んでおき現場で書き込んで確認をしています。確認作業が終わった後はPDFに書き出して、そのデータを保存したり、そのままお客様へ送るといった使い方をしています。建築現場で外観を変える検討をした時、手書きで窓の追加や色の変更など書き込んだりもしています。

安井:今日も実は、先日内定をいただいたお客様のところで計画の打ち合わせをやってきました。設計者2人で伺って先方のお客様のモニターにパソコンのウェブブラウザでBuddyBoardを立ち上げて、私ともう一人がiPadで書き込み、マーカーで見せながら打ち合わせして、ここだよねとか。お客様がiPadを持っていれば、こうしてほしいとか書き込めると思うので、物件ごとにお客様に権限を与えてゲストとして書き込んでもらうと、そこで出戻りがなくなるとか、意識の差がなくなるとか、そういったことができるといいなと思いますが、今はお客様とウェブブラウザで共有できるだけでも十分だと思っています。ウェブブラウザのいいところはウェブブラウザごとにブラウザのタブでノートやページの切り替えが簡単にできることですね。
お客様もすごく関心を示していまして、最後BuddyBoardも宣伝して帰ってきましたよ(笑)

設計チームの検討会は5年くらい前から行っていて、毎週になったのが4年前くらいからです。それぞれ仕事があるので事前に書き込める人は書き込んでおいて、書き込めなくても当日来ていろいろと口を出してもいいよ、というようなルールでやっています。主な目的としては、今まで担当者1人が一生懸命図面描いていろいろチェックして良かれと思ってやっていたこともやっぱり複数の目で見るともう少し改善ができたり、早い段階でエラーチェックができるので、法律的なこととか施工上のちょっと不安要素、ここが施工不良になりやすいんじゃないか?というところを事前に確認することができます。図面を書き上げた後に言われると結構辛いんですけどね(苦笑)。以前の検討会で使用していたアプリは書き込みが一人しかできなかったので、図面のボリュームが多い時は誰かが書き終えるのを待たなければいけなかったので、書き込み数もそこまで多くなかったのですが、BuddyBoardを導入してから書き込み数は少なくとも以前の3割以上は確実に増えたと思います。

導入に際し、気軽に使うことができましたか?

辻村:以前から図面に書き込むという機能を、違うアプリで使っていた経験があるので、導入時はみんなすんなりと使えるようになりました。以前のアプリ導入時には、使い方のマニュアルを求められていましたが、BuddyBoardの導入時に導入目的や使い方の説明をしただけで、みなさん拒否反応なく使用してくださいました。(笑)

大谷:BuddyBoardはiPadを使用するので、違和感なく直感的に使いやすいですね。

時間も場所も選ばずに
アイデアを出し合える

チームで使ってみてよかった点を教えてください。

大谷:BuddyBoardを導入してからはクラウド上に全員が直接書き込めるようになったので、どこにいても外出していてもやれるというのは良いですね。会社にいなくてもやれるし、外出時のちょっとした時間の隙間とかでもやれたので、クラウド上で図面をみんなで共有しながら見て書き込めるという機能はとても便利で時間の使い方も効率的になりましたね。やり取りもリアルタイムでどういうふうに書き込みがあったかもわかるのもBuddyBoardの良いところですね。修正の過程で決定した内容を承認する機能もあるとより便利ですね。

辻村:レイヤーの名前を自分で決めて作成できる機能はとてもいいなと思いました。BuddyBoard使用前までは誰が書いたかわかるように、このオレンジは誰だなとか名前書いてもらってやっていましたが、レイヤーに名前がそのまま載った状態で作成ができるので、見た瞬間にもう誰がこんなに書いてあるとか、書いてないとかが一目で分かるのがいいですね。それぞれのiPad上で色々と話がしやすく、効率的に検討会が進行します。

BuddyBoardを使用する以前はどのように業務をされていましたか?

辻村:以前は図面を紙に印刷してそこへ書き込んでいました。約3年前にiPadによる検討会を導入してからは、PDFに書き込みを行うようになりました。その時は誰かが書き込んだファイルへ書き込みをするので、フォルダを共有する他社サービスを使って、編集を行う場合は個々にファイルをロックして書き込むという機能でしたね。

今後、他部門やお客様との
コミュニケーションにも使える

設計部門以外でのご利用の可能性はありますか?またその用途は?

安井:土木と建築とマンションと設計の4部門、あと総務の5部門で現状のDXへの取り組みを紹介する場があり、そこで設計部門からはBuddyBoardを紹介させていただきました。建築のマネージャーたちはかなり興味を持っていましたので、今後もしかしたら施工図のチェックとか設計者と現場とのコミュニケーションの中でBuddyBoardを使いながら書き込んだりしながら打ち合わせするというのはありそうです。あとは、お客様とのゲスト機能っていうのは、まだしっかり使えてないですが、お客様と遠隔で打ち合わせしながら書き込んで電話やオンラインで説明するという場面でも使えそうなので、今後チャレンジしてみようかなと思っています。

辻村:工事部門にもBuddyBoardで現場共有ができると便利かなと思い、ゲストで使用できるようにして仮運用中ですが、従来からのクラウドツールで使用していることもあり、使い出す余裕がまだなさそうです。

大谷:BuddyBoardがパソコン上で書き込んだり図形が描けたりすれば、工事部でも導入検討ができると思います。パソコンでの手書きは難しいとは思いますが、簡単な機能が使えるといいですね。

辻村:別の使い方としては、一時的なWEB共有機能を使ってお客様のところで確認用としてパソコンで見てもらうことですね。WEB共有機能だと書き込みができなくて見るだけの機能ですが無料で使えるのはいいですよね。

今後BuddyBoardに期待することを教えてください。

大谷:そうですね。iPad上は使いやすいですが、パソコン上で使いにくいと思うことがあります。ビューワーとして使うことも結構あるので、今後の改善に期待したいですね。あとは、白紙のページの時に方眼とか罫線とかでページが追加できる機能があるといいと思います。ノート機能に関しては、方眼があると、ちょっと使いやすかったりするので、ノートのテンプレートがあると良いですね。ページを追加するときに、白紙と罫線と方眼みたいなのを選択できるようにしてもらえるといいなと思います。

安井:いろんなことができるよりも、このリアルタイム性を維持し、直感的に使えるような状態であり続けて欲しいですね。ここでオンラインミーティング機能を追加してほしいとは思ってはいなくて、今の機能とUIを磨いてもらいたいですね。書き出しは現在PDF形式で出せますけど、手書きで書いた文字をOCRで自動テキスト化される機能があるといいですね。ただ、今の機能で十分満足しています。