SECURITY 情報セキュリティ対策の必要性

情報システムの停止による損失、顧客情報の漏洩による企業や組織のブランドイメージの失墜など、情報セキュリティ上のリスクは、企業や組織に大きな被害や影響をもたらします。また、多くの場合、被害や影響は取引先や顧客などの関係者へも波及します。
企業経営に影響するようなトラブルも多いため、組織全体で情報セキュリティに取り組むことが求められます。

情報セキュリティと
企業の社会的責任

情報セキュリティとは?

情報セキュリティとは、情報システムを取り巻く、あらゆるリスクから企業を守ることです。具体的には「機密性」、「完全性」、「可用性」に関する脅威から保護することです。

①機密性:
許可された人のみ企業の情報資産にアクセスできるようにする
②完全性:
第三者によって情報資産が消されたり、変更されたりしないようにする
③可用性:
必要なときに、いつでも情報資産にアクセスできるような状態にする

企業の社会的責任

企業活動の中で情報を正しく管理し、漏えいや紛失が起こらないようにすることは、企業の社会的責任です。そのために、企業は十分な情報セキュリティ対策を実施する必要があります。
以下の情報セキュリティ対策は、企業の情報システムに携わる担当者だけの仕事ではなく、経営者の責任として、経営者自らが率先垂範し、会社全体として取り組む必要があります。万が一、情報セキュリティに関する事故や法令違反を起こせば、経営への重大な影響は避けられません。

<情報セキュリティ管理に対する社会的要請>

  • ・個人情報保護法、各業法、外為法、輸出貿易管理令といった法律・政省令等の定め
  • ・プライバシーの保護、取引先の情報の保護
  • ・企業防衛の継続(財務情報や技術情報等の機密保護)
  • ・企業価値の維持(株主、社員、取引先等の利害関係者利益保護)

情報セキュリティが求められる背景

企業や組織にとって、情報セキュリティ対策は、いまや重要な経営課題のひとつです。
具体的にどのような背景から、情報セキュリティが求められているのかをご紹介します。

①情報漏洩のリスクが高まっている

情報漏洩のリスクが高まっている影響を受けて、情報セキュリティの重要性が高まっています。
不十分な管理体制によって、顧客の情報が漏洩し、第三者に悪用されるケースが増加しています。また、スパムメールや、第三者の不正アクセスを原因とした情報漏洩の事故も少なくありません。
個人情報の取り扱いが社会的に問題となっているなかで、自社の情報セキュリティを強化する必要があります。

②働き方改革が広がっている

働き方改革が広がっていることも理由に挙げられます。
テレワークの導入が進んでいるなかで、オフィス環境同様に、自宅でもセキュリティ対策を講じる必要が出てきました。
とくに、外出先で仕事を行う際には、機密情報が入ったパソコンの置き忘れや盗難にも注意しなければなりません。
働き方が柔軟になっており、情報セキュリティへの適切な取り組みが大切です。

③従業員のITリテラシー低下

ビジネスシーンでのIT活用が進んでいる一方で、従業員のITリテラシーが欠如している現状があります。
スパムメールを開いてしまったり、暗号化されていないフリーWi-Fiを利用したりするだけで、企業全体に影響が出る恐れがあります。
何気なく利用しているインターネットには、危険性が多く潜んでおり、常にリスクに対する意識を持たなければなりません。

情報セキュリティ事故が与える
企業への影響

漏洩や紛失等の情報セキュリティ事故が発生すると、直接的被害として業務に大きな影響が出るだけでなく、間接的被害も膨らみ、企業の存亡に関わる被害に発展する恐れもあります。そのため、組織全体で情報セキュリティに取り組むことが求められます。

企業への直接的被害

  • ■業務の停止
    1. ネットワークの停止
    2. メール送受信の停止
    3. Webページの閉鎖
  • ■情報の紛失・改ざん・漏洩
    1. 営業活動の停滞・中断
    2. 関係先への連絡・お詫び
    3. 情報拡散防止対策
  • ■対策費用の増大
    1. 情報の回復・保護費用
    2. 事故の原因究明・対策費用
    3. 情報システムの原状回復費用・改善費用
    4. 情報拡散防止対策費用
    5. 関係先への見舞金・謝罪費

企業への間接的被害

  • ■損害賠償
    1. 漏えいした情報の持ち主、二次被害を与えた他者への損害賠償
  • ■公的な処罰
    1. 事業免許の取り消し・停止、行政指導による業務停止 等
  • ■社会的信用の低下
    1. 社会的信用の喪失、ブランドイメージの毀損、風評の悪化、株価下落
  • ■売上の減少
    1. 顧客からの取引縮小・停止、営業機会の損失、マーケットシェア低下
  • ■社内の業務効率・モラルの低下
    1. 対策に伴う業務効率の低下・過重労働、従業員の不安・不満、モラル低下

BuddyBoard
セキュリティへの取り組み

利用するサービスを選定する際は、セキュリティリスクに気をつける必要があります。
BuddyBoardは、みなさまに安心してサービスをご利用いただくために、セキュリティ対策に取り組んでいます。
組織のDX化における情報セキュリティ対策の意識を向上するために、BuddyBoardの導入を検討してみてください。

通信の暗号化

BuddyBoardの通信はSSLによって暗号化されており、
悪意のある第三者によるデータの改ざんやなりすまし、
通信内容の漏洩を防ぎます。

国内データ保管と
バックアップ体制

データは暗号化して日本国内に保管されます。
バックアップもされているため安心です。

二要素認証

ID/パスワードに加えて、認証コード入力を必要とすることで、 不正ログインを防止しセキュリティを高めます。

細かなアクセス権設定

国内データ保管とバックアップ体制

フォルダ/ファイルにアクセス権を設定することで、 データにアクセス可能なアカウントを管理することができます。

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