KNOWLEDGE お役立ちコラム

図面アプリで距離や面積の計算をしたいなら!
資材高騰に悩む建設業の方必読

建設資材の高騰が、建設関連企業を直撃しています。資材高騰は建築コストに直接影響を及ぼし、業績を圧迫する要因となります。価格変動が大きく、設計プロセスにおいて従来のように経験値から費用感を把握することが難しくなっており、積算プロセスに進んでからの予算オーバーで設計の練り直しが必要なケースが増えてきました。こうした手戻りを防ぐため、設計プロセスでおおよその費用を見積もりたいというニーズが生まれる中、設計図面で簡易的に距離や面積の計算ができる図面アプリ『BuddyBoard(バディボード)』に注目が集まっています。本記事では、CADや本格的な積算ツールを使わなくても、設計工程で距離や面積の計算が手軽に行える、BuddyBoardの「簡易測定機能」について紹介します。

まだまだ続く資材高騰。そこから引き起こされる二次的な課題とは?

パンデミック後の世界的な建設需要回復に伴い、建設資材の需給がひっ迫、ウッドショックやアイアンショックと呼ばれる価格高騰や納期遅延が、建設業界を揺るがしています。加えて、急激な円安の進行やウクライナ危機による燃料の高騰など、建設業界にとって2022年は、資材高騰に翻弄された激動の1年でした。

資材高騰はこれからも続く
2023年に入り、木材価格は下落に転じたものの鋼材価格は高止まり、生コンクリート価格が急騰しています。円安やウクライナ情勢など外的要因が複雑に絡みあい、建設資材は今後も高値圏で推移すると予測されています。建設業界には、物価の乱高下に対する取り決めがないため、資材の価格変動に対するリスクヘッジは、大きな課題といえるでしょう。

資材高騰が引き起こす「設計工数の増加」
資材が高騰したことで、建築現場では二次的な影響が生じています。設計図面が完成しても、資材の発注額を見積もるとその時点で予算オーバー、設計の修正を余儀なくされるケースが増えているのです。こうした手戻りは、精度や作業効率を低下させ、コスト増にもつながりかねません。通常は手戻りがないよう、建築士は設計の段階で、費用感を把握しながら設計プランを立てるものです。しかし、さまざまな建設資材が急騰したことで、経験値から概算費用を導き出しにくくなっています。設計段階で経験値に頼らない見積もりを作成するには、CADや専門の積算ツールを使用する必要がありますが、設計を修正するたびに行えばたちまち工数は増加し、スケジュールやコストに跳ね返ってしまいます。

人材不足に悩む建設業界、業務効率化が喫緊の課題
少し前のことになりますが、国土交通省は2018年発表の「建設業を巡る最近の状況( https://www.mlit.go.jp/common/001268636.pdf )」において、2023年の時点で建設技能者が21万人程度不足すると算定しました。実際、人材不足は顕著になり、今後はさらに深刻化するでしょう。積算の段階での手戻りなど無駄な工程をなくし、業務効率化を図るためには、設計段階で適正なコストを可能な限り把握する必要があります。こうした背景から、「設計工程で、簡単に現物距離や面積を測定して、コストを見積りたい(積算/拾い出し)」というニーズが生まれています。

PDFから簡単に距離や面積の計算ができる図面アプリ「BuddyBoard」とは?

こうしたニーズに応えられる図面アプリが、「BuddyBoard(バディボード)」です。BuddyBoardは、建設業における各種図面の共有や共同編集を、チームで効率的に行うことを目的に開発された図面アプリです。紙に手書きするアナログの使い勝手と、デジタルならではの利便性を併せ持つ手書きノートアプリで、iPadから専用ペンや指でファイルに直接手書きで直感的に書き込めること、デバイスを選ばずリアルタイムで共同編集できることが大きな特長です。法人利用に適したセキュリティと建設業に特化した便利な機能が評価され、いままでにないタイプの図面アプリとして、多くの設計事務所や建設会社に導入されています。
BuddyBoardは、そもそも設計士の業務効率化を目的に開発されたため、設計プロセスを支援する機能が豊富です。なかでもユーザーから高く支持され、最も活用されているのが、今回ご紹介する「簡易測定機能」です。

三角スケールや電卓がなくても大丈夫!
BuddyBoardなら、三角スケールや電卓がなくても、図面からおおよその実物サイズを把握することができます。そのため、設計段階で、建材等の概算費用を算出することが可能です。さらに、煙探知器や誘導灯など、図面上で必要設備の個数も割り出せるため、これらの概算費用も算出できます。

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【徹底検証】建設業向けアプリ『BuddyBoard』は、建築士の業務効率を本当に向上できるのか?

フリーハンドで図面修正、面積等を瞬時に算出!
BuddyBoardは、現場の設計士の使いやすさを追求しているため、UIが直感的でシンプルです。手書きで図面の修正が可能で、線や図形(四角・三角・丸・台形など)をiPadとアップルペンシルを使ってフリーハンドで描くと、それを自動補正してくれます。修正図面をもとにすぐに距離や面積の計算ができるため、施主との打ち合わせで設計変更があれば、図面を手書き修正してすぐに修正後の距離や面積計算ができます。概算見積もりを出しやすくなり、建築士は随時予算感を把握しながら、設計を進めることができるようになります。設計変更のつど現物距離や面積の測定が簡単に行えて、概算費用を算出することができるので、建築士は積算工程に進んでからの手戻りを恐れる必要はありません。これが、「リスクヘッジ」が大きなテーマとなっている建設業界で、BuddyBoardが支持される理由の一つといえます。

チームでリアルタイムに共同編集もできる点がBuddyBoardのスゴイところ!

建設業に迫る2024年問題や、深刻化する人材不足対策として、業務効率化は待ったなし。チームでリアルタイムに共同編集できるのも、BuddyBoardが建設業界から高く評価されている理由の一つです。図面等の共同編集機能をうたうツールの中でも、その使いやすさは群を抜いています。どのように業務効率化が図れるのか、ユースケースをご紹介しましょう。

ユースケース1:
営業時にBuddyBoardを活用し、提案までのリードタイムを短縮
・建設業の生産性向上の事例をご紹介します!~①提案までのリードタイムを短くする~
ユースケース2:
オンライン商談で、移動時間を大幅カット
・建設業の生産性向上の事例をご紹介します!~②オンライン商談で移動時間を削減する~
ユースケース3:
クレームを防ぎ、対応にかかる時間を削減
・建設業の生産性向上の事例をご紹介します!~③クレームを予防し、対応に関わる時間を削減する~
ユースケース4:
「施工図面」の作成工程で活用し、設計部門と施工部門双方の負荷が大幅に減少
・【事例紹介】施工部門のDX。次なる一手のキーワードは、「施工図面の共同編集」
ユースケース5:
現場に日参しなくても仕事が進み、残業時間削減に成功 他
・BuddyBoardで変える! 建設業7つの「業界常識」(ホワイトペーパー)

現物距離・面積測定により概算を
瞬時に見積もれるBuddyBoard

資材の高騰、人材不足、目前に迫る2024年問題への対応に悩んでいる方、業務効率化を推進する立場にある建設業界の方は、「図面アプリを使った積算の効率化」に着目してはいかがでしょうか。百聞は一見に如かず。BuddyBoardは無料でお試しが可能です。簡易測定機能をはじめとする建設業に役立つ機能や共同編集機能の使い勝手を、実際に体験する価値はあるはずです。

まずはお問い合わせください。お客様のご要望について詳しくうかがい、機能やプランについてご説明、ニーズにあわせた機能や使い方をご紹介します。30日間無料トライアルもご用意しております。BuddyBoardが貴社の業務効率化に貢献することを、ぜひご自身の目でお確かめください!

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