目次
- 建設業の業務効率化をどう進める? DX化には高い期待が寄せられるが・・・
- 建設業向け手書きノートアプリ『BuddyBoard(バディボード)』
- 建設業の業務を効率化する機能①
【測定機能】 現場に行かなくても、図面からおおよその実物サイズを把握できる! - 建設業の業務を効率化する機能②
【レイヤー機能】 1つの図面に情報を重ね合わせることを可能に。工夫次第で、設計効率が大幅アップ! - 建設業の業務を効率化する機能③
【スタンプ機能】 印鑑代わりはもちろん、思わぬ使い方も・・・! - 建設業の業務を効率化する機能④
【通知機能】 メールを書くひと手間が省ける! - 建設業の業務を効率化する機能⑤
【リンク機能】 BuddyBoard内のノートやページも参照できる! - それだけじゃない! BuddyBoardを導入した企業が特に評価する3つの機能
- まとめ
建設業の業務効率化をどう進める?DX化には高い期待が寄せられるが・・・

慢性的な人手不足を抱える建設業では、「働き方改革関連法」適用の猶予期間を終えた2024年、業務効率化への対応がいよいよ待ったなしの状況となっています。
建設業の業務効率化を実現するための施策としては、主に次のような方法が挙げられます。
・業務プロセスの改善
現状の手順や進め方を見直し、不要な工数の削減や作業内容のアップデートを行うことで、業務の流れを最適化でき、残業時間や無駄なコストの削減にもつながります。
・業務の見える化
限られたリソースで高い業務品質や生産性を実現するためには、「だれが・いつ・どこで・どのように業務を行っているのか」を可視化し、最適な工数管理や人員配置を行うことが重要となります。
・業務のDX化
建設業においても、ビジネスチャットツール、ウェアラブルカメラ、タブレット、ドローンといったさまざまなデジタルツールを活用することで、コミュニケーションや情報共有の円滑化、テレワークの推進、データ管理のペーパーレス化など、多岐にわたる業務を省力化・効率化することができます。
業務効率化への大きな効果が期待されるDX化については、企業にとりわけ早急な対応が求められています。しかし同時に、導入に対してハードルの高さを感じ、「デジタルツールによって本当に業務効率が改善されるのか?」と懐疑的な企業も多いのではないでしょうか。そこでここからは、建設業での導入が進む、チームで使える手書きノートアプリ『Buddy Board』を例に挙げ、「建築士の業務効率化を本当に向上できるのか?」という視点で、Buddy Boardの建設業向け機能を検証していきます。
建設業向け手書きノートアプリ『BuddyBoard(バディボード)』

BuddyBoardは、紙に手書きするアナログの使い勝手と、デジタルならではの利便性を併せ持つ、チームで使えるノートアプリです。iPadから専用ペンや指でファイルに直接手書きできること、そしてデバイスを選ばずリアルタイムで共同編集できることが大きな特長です。もともと建設業、特に建築士の業務効率改善にフォーカスして開発されたアプリで、図面の校正や共同編集を効率的に行うことを目的としています。「痒い所に手が届く機能」、「法人利用に適したセキュリティ」などが評価されており、いままでにないタイプの建設業向け手書きノートアプリとして、多くの設計事務所や建設会社に導入されています。
建設業の業務を効率化する機能①
【測定機能】 現場に行かなくても、図面からおおよその実物サイズを把握できる!

▼測定機能とは▼
尺度を設定しておけば、図面を測定するだけで、現物の長さや幅、面積、歩行距離をほぼ把握できる機能です。
▼こんなシーンで使えます▼
(1)図面上でスケール感を把握しながら設計可能。三角スケールが不要に!
建築図面は、現物を建築するための図面ですから、スケール感をイメージして作図することが非常に重要です。「三角スケールを利用して実寸を把握する」という工程を、その都度行うのは面倒なもの。測定機能を使えば三角スケールを使うことなく、その場で実寸に近い長さや面積を把握しながら、作図作業を進めることができます。
(2)設計段階で、建材の概算費用算出が可能!
測定機能でおおよその実寸が分かれば、設計段階で建材などの概算コストを見積もることができます。「設計はOK。でも、積算で予算オーバーのため再検討」といった、不毛な手戻りを防ぐことができます。
(3)煙探知器や誘導灯などの設備の個数も算出可能!
測定機能を使えば、面積当たりの煙探知器の設置数や、歩行距離当たりの誘導灯の設置数を、概算で算出することができます。わざわざ現場に出向かなくても、必要な配線までもおおむね見積もることが可能です。誘導灯など、法律上義務付けられている機器の設置場所や個数も、歩行距離の算出により割り出せます。消防署などとの法的な確認や打ち合わせ時に、その場で場所や個数を決定することが可能になり、「持ち帰って確認します」という無駄を回避できます。
▼これは便利!▼
図面上の一部でも実寸が分かれば、尺度の自動算出が可能です。角度も自動的に算出することができます。
建設業の業務を効率化する機能②
【レイヤー機能】 1つの図面に情報を重ね合わせることを可能に。工夫次第で、設計効率が大幅アップ!

▼レイヤー機能とは▼
1つのPDF図面に、別のPDF図面や白紙に手書きした図面、注釈などをトレーシングペーパーのように重ね合わせることができる機能です。
▼こんなシーンで使えます▼
(1)アイデアを検討する
さまざまなアイデアを、BuddyBoard上の白紙に手書き入力。ベースとなるPDF図面に、「案1」「案2」・・・と重ね合わせながら、どの案がベストかを比較検討することができます。
(2)担当者や立場ごとに描き分ける
ベースとなるPDF図面に、照明図面、電気配線図面、ガスの配管図面など、担当者や立場ごとの図面を重ね合わせることで、整合性をチェックできます。
(3)上下階の位置関係をチェックする
下層階のPDF図面と、上層階のPDF図面を重ね合わせて、柱や階段、エレベーターなどの位置関係に問題がないか、整合性をチェックできます。
▼これは便利!▼
レイヤー(重ねていく図面)は何枚でもOK! 複数のアイデアを気軽に試すことができます。レイヤーの透明度は、0~100%で自由に調整できるため、複数の図面を重ねて見るときなどに便利です。また、紙製のトレーシングペーパーでは、書き込んだり消したりを繰り返すと、紙が損傷して見づらくなります。BuddyBoardは特定のレイヤーへの書き込みが可能なこと、消しゴム機能があることで、紙のトレーシングペーパーを使うよりも取り扱いが容易です。
建設業の業務を効率化する機能③
【スタンプ機能】 印鑑代わりはもちろん、思わぬ使い方も・・・!

▼スタンプ機能とは▼
BuddyBoardには、あらかじめスタンプが用意されていますが、それだけではなく、自分たちで登録した画像をスタンプとして使用することができる機能です。
▼こんなシーンで使えます▼
(1)図面でよく使う記号を登録して簡易図面作成ツールに
使用頻度の高い図面記号、例えば、配管系統図で使う配管記号などをあらかじめ登録しておけば、BuddyBoard内で簡易的に図面作成を行えるようになります。
(2)建築機材の作業場所確保や導線の検討に
建築機材などの画像を登録し、それを図面に配置することで、作業場所に入れることができるのか、回転させたときにぶつからないかなどを、実機を使わずに図面上で確認することが可能です。
(3)承認印の代わりに
「確認しました」などよく使う言葉や、自身のデジタル印鑑を登録しておけば、図面をチェックするときなどのひと手間を省くことができます。
▼これは便利!▼
画像の登録時に現物サイズを登録することができるので、図面の尺度に合わせて貼り付けサイズを調整することが可能です。上記のシーン(2)のように、建築機材や大物資材の搬入を確認したいときなどに便利です。
建設業の業務を効率化する機能④
【通知機能】 メールを書くひと手間が省ける!

▼通知機能とは▼
BuddyBoard内の該当するノートやページのURLを、メッセージ付きで、他の人と共有することができる機能です。
▼こんなシーンで使えます▼
(1)変更点の共有に
図面を修正した際、修正したことを全員に通知することによって、プロジェクトに関連するメンバー全員の認識を合わせることができます。
(2)チェック依頼に
図面を修正した際、上長などにチェックを依頼するメッセージを付けて、通知を送ることができます。
▼これは便利!▼
ファイルの更新や修正時に、わざわざメールや別のグループウェアを使って通知をする「ひと手間」がなくなります。通知は、あらかじめ登録した人にのみ送られる仕様のため、情報管理を徹底できます。通知先は個別だけでなく、「登録者全員」を選択することもできるので、チーム全体での共有漏れを防ぐことができます。
建設業の業務を効率化する機能⑤
【リンク機能】 BuddyBoard内のノートやページも参照できる!

▼リンク機能とは▼
図面上にWebページのURLや、BuddyBoard内の別のノートやページのURLを貼ってリンクすることができる機能です。
▼こんなシーンで使えます▼
(1)類似図面や参照図面の共有に
例えば図面の確認、修正を依頼する際に、類似図面や参照してほしい図面が描かれているBuddyBoardページのURLを貼ることで、閲覧者が図面を探す手間を省くことができます。
(2)参照写真・画像・動画等の共有に
写真などの画像データを図面ファイルに直接貼り付けると、図面本体が隠れて見づらくなります。図面上に画像を貼るのではなく、BuddyBoardの別ページに画像を貼りそのページのURLをリンクすることで、図面も画像も見やすい状態で共有することができます。
▼これは便利!▼
必要な情報を「探す」作業は、意外と手間がかかるもの。リンク機能を使うことで、関連するすべての必要情報を、1枚の図面上に集約することが可能です。集約の際には、画像データを図面上に貼らずに別ページを作成してリンクすることで、図面を隠してしまうことなく、必要な情報を参照することができます。
それだけじゃない! BuddyBoardを導入した企業が特に評価する3つの機能
このほかにも、BuddyBoardの導入を決めた設計事務所・建設会社が、特に高く評価する機能があります。
【設計事務所が高く評価する機能その1】 手書き機能
手書きでリアルタイムでの共同編集が可能! BuddyBoardのiPad手書き機能を徹底解説
【設計事務所が高く評価する機能その2】 共同編集
建設業の営業の業務効率化事例~高品質&スピーディな提案で受注率アップ~
【設計事務所が高く評価する機能その3】 セキュリティ
2024年問題でDXに取り組む際に注意すべき5つのポイントとは?
実際にBuddyBoardの機能で、設計業務の効率化を実現した設計事務所のインタビューコラムも、必見です。ご紹介した機能がどのように使われているか、具体的に語られています。
【隈研吾建築都市設計事務所様】
頭で考えたことをすぐに形にしてブラッシュアップ! アイデアを共有し、ディスカッションも活発に
まとめ
建設業では、深刻な人手不足や働き方改革推進を背景に、業務の効率化がこれまで以上に強く求められています。業務効率化を実現する方法として、とくに大きな効果が期待できるのが、デジタルツールを活用した業務のDX化です。デジタルツールを導入する際には、図面作成や、施主・建築士・現場監督といった多数の関係者間のコミュニケーションなど、具体的な業務での活用をイメージし、実用性が高い機能を備えたツールを選ぶことで、導入効果を最大限に発揮できるでしょう。
建設業の業務効率化に貢献する、
手書きノートアプリ『BuddyBoard』

建築士を中心とするチームで特に評価が高い、BuddyBoardの建設業向け機能について解説しました。実際に導入している会社では、間違いなく建築士の業務効率が向上しています。建設業における業務効率化や生産性向上の具体的な方法をお探しなら、BuddyBoardをお試しください。
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