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手書き機能でさらに高まるノートアプリの利便性
「ノートアプリ」とは、タブレット、スマートフォン、パソコンなどのデジタルデバイス上で使用できるノート作成・管理ツールです。ノートアプリを使えば、何冊もの紙のノートやメモ帳を持ち歩くことなく、思いついたときにメモを取ることができます。書いたものはいつでもどこでも確認・修正でき、紛失の心配も少ないことから、ビジネスシーンでの活用が進んでいます。
ノートアプリを仕事で活用する主なメリットとして、
・内容の編集や修正が簡単にできる
・チーム内で情報共有できる
・データの自動バックアップができる
・複数のデバイスからアクセスできる
といったことが挙げられます。
ノートアプリの機能の中でも、特に重視したいのが「手書き」機能です。手書きノートアプリは、専用ペンを使って「紙とペン」と同じ感覚で直感的に使用できるのが魅力。白紙から書き始めるだけでなく、ベースとなる書類や図面に修正箇所などを追記する「マークアップ(注釈)」の用途でも、手書きなら文字もイラストもサッと書き込むことができ、ノートアプリの利便性が一層高まります。
「機能としてはよさそうだが、当社で使いこなせるだろうか?」
「紙とペンで行っていたアナログ業務を、本当にデジタルに置き換えられるのか?」
百聞は一見に如かずです。
次項からは、建設業で導入が進む手書きノートアプリ『BuddyBoard』を例に、 iPadとApple Pencilを使った手書き機能について、具体的に見ていきましょう。
建築図面の細かい修正・校正など複雑な作業にも対応するBuddyBoardのさまざまな機能をご紹介します。
チームで使える手書きノートアプリ『BuddyBoard』

BuddyBoardは、チームで使える手書きノートアプリです。紙に手書きするアナログの使い勝手と、デジタルならではの利便性を併せ持ち、さまざまなデバイス上でファイルを共有、共同編集することができます。特に建設、不動産、製造業に関わる方の業務を劇的に効率化する便利な機能が装備された、いままでにないタイプの手書きノートアプリです。
手書き機能① 基本機能
iPadとApple Pencilで、紙にペンで書く感覚そのままにデジタルならではの機能が使える
文字を書く、絵を描く、線や記号やポンチ絵なども、紙に書くのと同じ感覚で自由に表現できます。色や太さを変えられるのはもちろん、それ以外にもデジタルならではのさまざまな便利機能が満載です。例えば・・・

① 「色」のアイコンを長押しすると、カラーパレットが表示されます。「カスタム」を選択すると、多種多様な色の選択や透明度の指定が可能になります。塗りつぶしの透明度もコントロールでき、背景をすかしたり蛍光ペンのような使い方ができたりします。

② 図面上で多用する線も、「線」のアイコンを長押しすると、太さの選択や、「点線」「一点鎖線」などの線種の選択ができます。太さは、JIS準拠での指定も可能です。

③ 手書きで書いた文字や線を、「選択ツール」で選択した状態で、好きな位置に移動できます。コメントや修正指示、アイデアを、図面上の的確な位置に自由に配置することが可能です。
これらはベーシックな手書き機能ですが、基本機能だけでも、図面上での表現の自由度が高まります。
手書き機能② 履歴機能
「誰がどこを編集したか」「この部分を編集したのは誰か」が分かる

BuddyBoardの良さは、「複数人が1つのPDFファイルに書き込みできる」こと。1ファイルで共同作業ができる便利さの一方で、プロジェクトによっては5~10名、それ以上の共同編集になることもあり、「Aさんの書き込みはどの部分?」「このコメントは誰が書いたのか?」など、確認したいタイミングが多々訪れます。
BuddyBoardでは、履歴のアイコンをクリックし、編集者の名前を選択すると、選択した人が編集した箇所を色分けして表示してくれます。また、手書きした箇所を選択して、それを書いたのが誰なのかを確認できる、逆引き機能もあります。
複数人で編集する中では、打ち合わせなどの回数を重ねるごとに異なる意見が書き込まれていくこともあります。「より新しい意見を採用する」、「より職位の高いメンバーの意見を採用する」などの判断が必要になる場面もあるでしょう。履歴機能は、共同編集には欠かせない機能です。この機能を備えていることも、BuddyBoardが高く評価されている理由の一つです。
BuddyBoardには、「誰が書いたか」を明確にするもうひとつの方法として、「レイヤー設定機能」があり、用途に応じて使い分けるとより便利です。レイヤー設定機能については、こちらのコラムをご覧ください
手書き機能③
さまざまな使いやすい手書き機能が満載!

ほかにも使い勝手のよい手書き機能があります。いくつかご紹介しましょう。
① 通常ペンと蛍光ペン
通常ペンモードと蛍光ペンモードがあります。通常ペンの透明度を上げて、蛍光ペンのような使い方ができることは前述のとおりですが、蛍光ペンを通常ペンと並行して使いたいときには、便利な機能です。
② ポインタ(線/点)
プレゼンテーションのときに使うポインタと同じイメージで、注目してほしい箇所を線や点で囲むことができる機能です。ポインタ機能で描いたものは一瞬で消えるので、PDF上には残りません。1つのPDFファイルを、遠隔で複数人が見る際、的確に該当箇所を示すことができます。「ここ」「そこ」「●●の隣」「違う、その上!」などと、口頭で指し示すストレスから解放されるので、あると便利な機能です。
③ 消しゴム
エリアを指定してまとめて消す、書いた線の一部だけを細かく消す、といった作業が自由自在で、手書きの微調整が何度でもできます。消しゴムが使いやすいと、手書きすることが苦になりません。従来のように紙の図面で消しゴムを多用すれば、図面を汚して傷つけかねませんが、BuddyBoardならそのような心配は無用です。
それだけじゃない! BuddyBoardならではの建設業に特化した機能
~手書きで描いたラフな図形を瞬時に補正~
BuddyBoardは、建築家の方々声を元に機能強化を図っているため、特に建設業、建築・設計業の方にうれしい手書き機能が、備わっています。

① 図形補正機能
手書きで描いたラフな線を直線に補正したり、あらかじめ指定した縮尺に従って、長さや角度を自動測定したりできる機能です。さらに、補正した図形の長さや角度も、簡単に変更、修正が可能です。CADなどの専用ソフトを使って、最初から図形として描くのではなく、「手書きで描いたものが図形に変換される」点は、特に設計士の方から「手軽で使いやすく一度使ったら手放せない」と高い評価を得ています。
② スナップ機能
手書きで描いたラフな線を直線に補正するだけでなく、0°、45°、90°など、設計図面でよく使われる角度で線の色が変わり、希望する定型の角度で「決める」ことが容易にできる機能です。もちろん、任意の角度に設定することもできます。

③ ハッチング機能
手書きで描いた図形を選択して、その部分を塗りつぶしたり、斜線を入れたりすることができる機能です。設計図面などではよく使われるため、瞬時にハッチングを指定できれば、見やすく表現でき、作業の効率化にもつながります。
設計図は、ファジーな表現が許されるグラフィックデザインやポンチ絵とは異なり、最終的には「現物」に落とし込むための正確性が必要です。そのため、「手書きのラフ図」と「CADで製図された設計図」との間をつなぐ機能が求められます。BuddyBoardは、建設業や建築・設計業に必要な手書き機能へのニーズに応える、唯一のアプリといえるでしょう。
このほかにも、測定ツール機能やレイヤー設定機能など、建設業、建築・設計業界の方々にとって使い勝手のよい機能が強化されています。こちらのコラムも、あわせてご覧ください。
参考コラム:
手書きで図面を修正したい!iPadで使える図面アプリならこれ一択
建築・設計業界で、リアルタイム共同編集機能により働き方改革を実現!
BuddyBoardは、手書きノートアプリであると同時に「チームで使える」、つまり複数人による共同編集をクラウド上でシームレスに行うことができます。建設業、建築・設計業においては、以下のようなメリットをもたらします。
建築現場では近年、かさばる紙の図面のペーパーレス化を目的に、iPadの導入が進んでいます。iPadでBuddyBoardを活用すれば、チームメンバーが物理的に顔を合わせなくても、図面をいちいち回覧しなくても、修正のつどCADに反映して印刷しなくても、業務を円滑に効率よく進めることが可能です。
まとめ
手書きノートアプリBuddyBoardの「手書き」機能について、建設業での使用シーンを例にご紹介しました。手書き機能を備えたノートアプリは、手書きならではの自由度の高さと、デジタルならではの機能性を持ち合わせ、業務上のさまざまなシーンで活用することができます。本記事でご紹介した手書き機能の具体的な活用例を、貴社に最適な手書きノートアプリ選択にぜひお役立てください。
建築現場に備えられたiPadを、
有効に活用しよう!

BuddyBoardが、iPadとApple Pencilで「紙とペン」と同じように使えること、紙に手書きするアナログの使い勝手と、デジタルならではの利便性を併せ持つことをご紹介してきました。すでにiPadが現場に配備されているなら、iPadを単に図面を見るだけのツールにとどめているのは、実にもったいない話です。iPadと手書き図面アプリ『BuddyBoard』を活用して、貴社のDXを前進させませんか?
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