android端末でも利用可能な手書きノートアプリ「BuddyBoard」とは？

手書きノートアプリ「BuddyBoard」の特長は、クラウド型（共有型）で、どこでもどのようなデバイスからもアクセスでき、遠隔地や複数人での情報共有・共同編集が可能なことです。しかもデータの同期スピードが速いので、オンライン会議や電話で話しながらなど、リアルタイムでの共同編集もストレスなく行える点が人気です。「アプリ版」と「ブラウザ版」の両方が提供されており、マルチデバイス対応も大きな特長です。導入した企業では、部署や業務に応じて「iPadで使用する」「Windowsパソコンで使用する」「スマートフォンで使用する」といった形で使い分けされています。

android端末でBuddyBoardを使用している企業の事例

BuddyBoardを導入し、android端末で業務利用している企業の例をご紹介しましょう。

ある製造業の会社では、本社と工場の指示のやりとりを正確、かつ効率的に行うことを目的に、BuddyBoardを導入しています。

【本社：Windowsパソコンを使用】
本社が作成した指示書を、すべてBuddyBoardにアップロードします。細かい修正点や変更点がある場合、BuddyBoard上で指示書のファイルに直接書き込むことで、関係者全員が即時に指示書の内容や修正点・変更点を共有できます。タイムラグや両者理解の齟齬がなくなり、仕事が正確かつ効率的に進むようになりました。

【工場：androidタブレットを使用】
従来は、指示書はすべて印刷し、A3のバインダーにファイリングして持ち歩いていました。BuddyBoardの導入でペーパーレスが実現でき、印刷や持ち歩きなど、工場側の作業負担も軽減されました。

また、指示書に修正や変更が生じた場合、導入前は最新の指示書を印刷して差し替えていました。しかし、差し替え忘れなどにより、複数のバージョンが現場に出回り、混乱が生じたことがありました。特に急ぎの修正の場合には、本社から工場に「電話（口頭）」で修正点を伝え、工場側の電話を受けた担当者が指示書に直接修正点を赤書きしていましたが、それが他の作業員に周知徹底されない問題も起きていました。BuddyBoardで情報を一元管理・即時共有することにより、こうしたトラブルや手戻りがなくなりました。

工場側から、指示書に対しての質問や変更要望があるときも、タブレットから指示書にコメントを簡単に入力できます。履歴が残るため、「言った／言わない」「聞いた／聞いていない」などのトラブルも解消されました。さらに、指示に対する完了報告を、逐次BuddyBoardを通じて写真や動画なども含めて送ることにより、本社側は現場に出向かずとも進捗管理・品質管理ができるようになりました。

まとめ

androidでも利用可能な手書きノートアプリ「BuddyBoard」について、その特長と活用事例をご紹介しました。BuddyBoardは、図版やイラストを手書きできるだけでなく、PDFファイルや取り込んだ画像・動画などに、手書きでコメントを入れることができます。「建築物の企画・設計」「カタログの校正」「システム構成の検討」「提案書のブラッシュアップ」など、さまざまな業務で活用されています。DXによる業務効率化を目指すなら、ぜひ一度その機能や使い勝手を試してみてください。