KNOWLEDGE お役立ちコラム

建設業でもペーパーレス化を実現!
2024年問題に効くiPad活用術

「建設業でもペーパーレス化を実現! 2024年問題に効くiPad活用術」のタイトル画像

ペーパーレス化の遅れが指摘されてきた建設業でも、2024年問題対策の一環として、その遅れを取り戻そうとする動きが進んでいます。大手建設会社を中心に、iPadに代表されるタブレットの導入が進んだことも、建設業のペーパーレス化を後押ししました。紙の書類に依存した業務が多いといわれる建設業ですが、タブレットなどのデジタルツールを効果的に活用すれば、ペーパーレスは十分実現可能です。本コラムでは、業界固有の課題の一つでもある「図面回覧(図面チェック・図面レビュー)」の膨大な量とそれにかかるコストに着目。ペーパーレスと残業時間の削減につながるiPad活用術をご紹介します。現場に配備されたiPadを宝の持ち腐れにせず、業務改善に活用したい方は必見です。

「建設業はペーパーレス化できない」を覆す、これまでにないiPad活用術

タブレット活用によってペーパーレスを実現しているイメージ

2024年問題に対応するため、建設業、建築・設計業界では、あらゆる業務内容と工程の見直しが求められています。現場での膨大な紙の図面の取り扱いもそのひとつ。数百枚にも及ぶ図面を印刷するコストや、持ち歩く負担、紛失の懸念などから、大手施工会社を中心に導入が進むiPadなどのタブレットを活用し、ペーパーレス化を進める企業が増えてきました。ここで問題となるのが「図面回覧(図面チェック・図面レビュー)」です。作業特性上、単に図面をデジタル化しただけでは手間やコストを削減できない図面の回覧については、ペーパーレス化を諦めている企業が多く、せっかく導入したiPadも「現場で図面を見るだけ」、「写真を撮るだけ」という使い方にとどまっているケースが少なくありません。こうした中で注目を集めているのが、手書きノートアプリ『BuddyBoard(バディボード)』です。

チームで使える手書きノートアプリ『BuddyBoard』とは?

BuddyBoardのイメージ画像

BuddyBoardは、チームで使える手書きノートアプリです。紙に手書きするアナログの使い勝手と、デジタルならではの利便性を併せ持っており、ファイルにiPadから専用ペンや指で手書きするなど直感的に書き込めること、そしてデバイスを選ばずリアルタイムで共同編集できることが大きな特長です。この機能は、建設業のペーパーレス化に大きな効果を発揮します。多くの関係者の意見や、幾度もの変更を反映させなければならない図面回覧を、iPad上で快適に行えるようになるためです。ここから、BuddyBoardで建設業のペーパーレスを実現するiPad活用術をご紹介していきます。

建設業のペーパーレス化を阻む「図面回覧」の悩み

建設業図面のイメージ画像

施工工程において欠かせない「図面回覧(図面チェックやレビュー)」。施工前であれば、設計事務所や建材・設備メーカーなどの外部パートナーが作成した図面のデータファイルを、建設会社の施工部門がメール等で回覧してチェックする、あるいは図面データを印刷して関係部署に回覧する、あるいは関係者が集まって確認する、といったチェックや確認作業が頻繁に行われます。

設計図面は施工開始後にも、原価の改善、品質の改善、工法や部材などの見直しが継続的に行われます。図面の見直しや修正のたびに、施工部門は施工前と同様、データ化した図面をメール等で回覧してチェックするか、印刷して回覧または打ち合わせで確認、という工程が繰り返されます。

いずれの図面回覧の場合も、「コメントを書き込みたい」、「丸で囲むなど、図面の特定の位置を示したい」、「断面図で部材の位置関係を示すには、口頭やテキストでは伝えにくい」、「必要な箇所はポンチ絵でイメージを示したい」などの理由から、図面を関係者分プリントアウトすることが多いのではないでしょうか。規模によっては数百枚の図面を印刷して、図面回覧するケースも少なくありません。

非効率な紙での図面回覧、あるいは関係者の招集

図面回覧のイメージ画像

紙での図面回覧では、次のような課題が生じます。
(1)紙図面ならではの課題
・紙が手元にないと確認できない、コメントを書けないため、図面回覧に時間がかかる
・図面上に書き込むスペースがないため、コメントなどを書いた付箋やメモ紙を貼ることがあるが、それらがはがれるリスクがある
・付箋やメモ紙に書かれた注釈に気づかず、バージョンが先祖返りするリスク、さらにはこれに気づかず施工してしまうリスクがある。大事につながる箇所であれば、結果的に億単位の損金になる可能性もある

(2)(1)の問題点を回避するために打ち合わせを実施する際の課題
・打ち合わせのための出張コストや手間、工数がかかる
・打ち合わせを強いることが超過勤務につながり、働き方改革の妨げになる
・人材不足のため、そもそも打ち合わせのための人員を割けない

(3)(2)の問題点を回避するためにWeb会議を実施する際の課題
・手書きで書き込まれたコメントや付箋に書かれた情報は、そのまま共有することができない
・コメントが書き込まれた膨大な枚数の図面共有のために、スキャンまたは写真撮影してデータ化しサーバにアップロードする作業に、膨大な手間と時間がかかる
・打ち合わせ中にイメージを共有したくても、複数人が手書きでイメージを描くツールがない。イメージを伝えるのに時間がかかったり、イメージのずれが発生したりしてしまう可能性がある

BuddyBoardの導入でペーパーレス化を実現! 図面回覧の工数を劇的に改善し、iPad活用率も飛躍的にアップ

BuddyBoardのイメージ画像

手書きノートアプリのBuddyBoard があれば、建設業の「図面回覧(図面チェック・図面レビュー)」にまつわる課題を解決できます。BuddyBoardはマルチデバイス対応ですが、特にiPadとApple Pencilを使えばまさに紙にペンで書く感覚で、PDFファイルに文字や図、絵などを思い通りに書き記すことができます。

(1)「紙に書き込みたい」ニーズを解決
BuddyBoardなら、紙に鉛筆やペンで書くのと同じ使用感で、
・PDFの図面データにコメントを書き込める
・丸で囲むなど、図面の特定の位置を示すことができる
・PDFの図面データにポンチ絵を描ける

(2)紙による図面回覧での問題を解決
BuddyBoardなら、クラウド上の図面データファイルに対して、チーム全員が同時にアクセス、共同編集が可能。そのため、
・図面回覧に伴うリードタイムを劇的に短縮
・同一ファイルに全員が同時に書き込めるため、データの先祖返りの心配がない

(3)Web会議での図面回覧の問題を解決
BuddyBoardなら、ポンチ絵や手書きコメント、付箋貼付の部分も含めて、全員にデータとして共有が可能。打ち合わせ時に書き込む手書きのポンチ絵やコメントも、タイムラグなくリアルタイムで共有できるため、
・データ共有のためのスキャニング、写真撮影、データアップロードの時間が不要
・工数や準備のための時間を劇的に短縮
・集まって行う打ち合わせと同じ感覚で対話ができ、イメージのずれも発生しにくい
・iPadだけではなく、パソコンやスマートフォンでの閲覧も可能なので、どこにいても、どんなデバイスでも打ち合わせに参加することができる

このように、BuddyBoardを導入すると、図面回覧にかかる工数を劇的に改善できます。これは、従来図面を見る、写真を撮るだけに使われていたiPadの活用率を飛躍的に向上させることにもつながります。

測定ツールやレイヤー機能、履歴機能など、建設業にうれしい機能を多数搭載

BuddyBoardの測定ツール機能の画面

BuddyBoardは、建設業、建築・設計業界に携わる方々のニーズを、機能に反映しています。上記のほかにも、距離や面積を図面上で測定できる「測定ツール機能」があり、物理的に定規がなくても、図面上で大きさのイメージを伝えることが可能です。

BuddyBoardの履歴機能の画面

また、BuddyBoardの良さは、複数人が1つのPDFファイルに書き込みできることです。共同編集において複数人が書き込みをした場合、誰が、どの部分を書き込んだのかが一目で分かる「履歴機能」があります。「Aさんの書き込みはどの部分?」、「このコメントは誰が書いたのか?」など、情報の混乱を防ぐことができます。また、手書きした箇所を選択して、それを書いた人を確認できる、「逆引き機能」もあります。

BuddyBoardは、建設業、建築・設計業界の方々にとって使い勝手のよい機能が強化されています。こちらのコラムも、あわせてご覧ください。

参考コラム:
手書きで図面を修正したい!iPadで使える図面アプリならこれ一択

まとめ

複雑な工程を踏む図面回覧も、適したツールを活用すればペーパーレス化が可能です。せっかく現場に配備したiPadを「図面や写真を見るだけ」で終わらせないためにも、建設業での使用に即したアプリを導入し、図面回覧をはじめ設計施工営業といった各部門のさまざまな業務に取り入れていきましょう。

建築現場に備えられたiPadを、もっと活用しよう!

BuddyBoardが、iPadとApple Pencilで「紙とペン」と同じように使えること、紙に手書きするアナログの使い勝手とデジタルならではの利便性を併せ持つこと、活用することで施工中に関係者を悩ませていた図面回覧の負荷を激減させることをご紹介しました。すでにiPadが現場に配備されているなら、iPadを単に図面を見るだけ、写真を撮るだけのツールにとどめているのは、実にもったいない話です。「iPadは導入したものの十分に活用できていない」とお感じの建設業の皆様、iPadと手書きノートアプリBuddyBoardを活用して、業務効率を爆上げしていきましょう!

まずはお問い合わせください。お客様のニーズをうかがい、機能やプランについてご説明します。30日間無料トライアルもご用意しております。BuddyBoardが貴社の業務効率化に貢献することを、ぜひご自身の目でお確かめください!

30日間トライアル・お問い合わせ

BuddyBoardで変える!
建設業7つの「業界常識」

建設業では「あたりまえ」と思っているあれこれ面倒な作業を、
BuddyBoardでスッキリ効率化。常識を疑ってみませんか?

資料をダウンロードする